インフォメーション
おだわら城町アートPJ 「原風景彷徨」~川崎長太郎の歩いたまち~ 2024.11月~12月小田原市中心市街地で開催されます。
*小田原に生まれ、海辺の物置小屋に住みながら自らの生活を綴った私小説家・川崎長太郎。
その伝説が残る小田原の街を舞台に長太郎に惹かれた芸術家たちが集い、語り合い、秘められた小田原の歴史へと足を踏み入れる。
12月8日、クロージングイベント「行間彷徨~スペインへ渡った川崎長太郎」ブックトークを開催いたします。
ゲスト:齋藤秀昭・・日本近代文学研究家 川崎長太郎を生涯の研究対象と位置付ける。
講談社文芸文庫で3冊の長太郎の作品を手掛ける。
萩原陽子・・スペイン留学、マドリード自治大学で日本文化を違った視点から学習し、
日本文学のスペイン語訳を夫とともに始める。
主な翻訳作品【川崎長太郎「抹香町、大江健三郎「広島ノート」
、村上春樹「騎士団長殺し」など】
聞き手:諸星正美・・地域文化探究者
日時:2024年12月8日(日) 14:00-16:00 <開場:13:45> 当日、平井書店はお休みのため、裏の駐車場口からご来場ください。
会場:平井書店 参加費:1200円 定員:30名
参加申し込み:平井書店HP イベント予約から or tel 0465-22-5370(平日 10:00-18:00)
<川崎長太郎について>
私小説家。明治34(1901)年、小田原に生まれる。小田原中学校中退後、家業(魚商)を手伝いながら、詩や小説を執筆。
昭和13(1938)年以降、実家の物置小屋に住み、創作に専念。戦後発表した「抹香町もの」は人気となり、現在も多くに愛読者がいる。
一方で市内散歩を日課とし、街の人々からは「長さん」「川長さん」と呼ばれ親しまれていた。昭和60(1985)年に亡くなる。